like this...なワークショップ。
- Haru
- 2019年9月21日
- 読了時間: 3分
更新日:2021年12月18日
さて、前回の続きから。
私に話しかけてくれた彼女とはこの地域のダンサーが集まる拠点であると思われるスタジオで再会。なんせ初めて行くところ。きっと色々なんやかんやとものすごいスピードの地元英語で聞いたりしなきゃいけないこともあるだろうと、まだまだ到底慣れない私は緊張して出かけた。
けども彼女の顔を見てほっこり挨拶できて、すごくすごくホッとしたのだった。天使、まさに彼女は天使。
そこは今私のダンスの拠り所になりつつある。
週一回朝たったの5ユーロで受けられる即興のクラス。
地元出身のダンサーが即興で踊るための様々なワークを提供しているクラス。
先生は一ヶ月ごとに変わるみたい。先生がいない月は参加者が先生役を順番にかって出て、それぞれのダンサーのワークをシェアできる仕組み。これはなんて素敵。
となると、いつか私の順番もやってくるのではないか。。。と、ドキマキしていると、きたよきたよ。来週はHaruの番ね!とワッツアップでピローんと依頼がきましたよ。
あ〜英語が。。。。と一瞬断ろうと思ったけども、これをお断りしたらなんだか非常に勿体無い気がして、まあ英語の勉強と思ってやってみるかと引き受けた。さ〜それからどうするか、悩んで、というか英語でなんというかひたすら悩んで悩んで。当日を迎えるのである。
私が英語どうしようとこぼすと、日本語でもいいよとありがたいお言葉。しかしながらそうはいかぬとあらゆる単語を間違えながらも通じないながらも自分なりに頑張って一時間半のワークショップを終えたのであった。いや〜へんな汗かいたわ〜。
思い返すとlike this っていっぱい言ってた気がする。。。恥ずかしい。
説明じゃないやん。。。
やったことは、いつもの丹田ワークから床を使ったワーク、即興のワークを2パターンほど。その一つ、印象的だったのが、歩くことだけで生まれてから現時点までを表現するというお題。各々のいろんな心の葛藤などなど、いまに至る様子がダイレクトに伝わってきて、ウルっと感動。
言葉なんか要らないじゃないか!だからダンスがあるんじゃないか!って松岡修造さんみたいに心の中で叫んで勝手に感動した。
踊りの素晴らしさを改めて実感したすごくいい時間だった。ダンスってすごいよ。
みんなそれぞれ感じたことがあったみたいで、ワークショップが終わってからの恒例のカフェ時間では色々感想を言ってくれた。よく聞き取れない部分は多々あったけども。嬉しかった。そしてまたやっとくれ!と言ってくれたのは さらに嬉しくて、涙出そうになった。こっちにきてから感受性が強くなったのか、いや歳とって涙腺が緩んだか。
これからいっぱいやりたいこと、みんなで試したいことがあるのに、きちんと説明できない自分にまことしやかに腹が立つので、コツコツ語学を勉強するしかないのである。ゆっくり焦らず。やるっきゃない。
お写真は昔のワークショップの光景、「みんなダンサー初めてのコンテンポラリーダンスの会」の一コマ。みんな元気かな。私はダンスに地元の方々に助けられすこぶる元気です。

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