繰り返し。繰り返し。
- Haru
- 2019年10月4日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年12月18日
人は忘れる生き物。良いこと、悪いことも色々あったことも忘れて繰り返す。
時代を超えてまた繰り返す。。。数年前の思い出を突如思い出したので書いておきます。
数年前の出来事、公演の打ち上げの帰り、南北線のホームに向かう下りの階段で酔っ払った友人を支えながら下りていた。その友人は階段の踊り場で
「大丈夫私自分で歩けます、階段自分でおりれます」というもんで、
そう、ならば自分で階段をおりるがよいと私は友人の腕を離した。
その瞬間友人は体を横たえゴロゴロと階段を下りたのである。
ゴロゴロと丸太ん棒のように体を投げ出して階段を下りたというか転げ落ちたのだった。げ。まじか。。。と私は心で叫びながら追いかけたけど、友人は止まらずそのままホームの階まで転げ落ちたのだった。
そしてゆっくりと友人は立ち上がり、酔っ払った口調で
「歴史は繰り返すのです、残念ながら」と言い、
『くりか〜えし〜くりか〜え〜し♪』と彼の作曲?作詞?で歌いながら、おそらく転がったときに痛めたであろう体をさすりながら一緒に私たちはちょうどきた電車に乗ったという思い出。
彼が話していた、そして歌っていた、『繰り返し』とは彼の私生活のこともあったのかもしれないけど、私たちを取り巻いているいろいろな問題でもあったりするんだと思う。
あの時の歌はたまに頭の中で密かにリピートして口ずさんだりしている。
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